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元大阪府知事の橋下徹氏、れいわ新選組の大石あきこ議員と激しい論戦

大阪府知事橋下徹氏、れいわ新選組の大石あきこ議員と激しい論戦

大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、13日に放送されたフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、れいわ新選組の大石あきこ議員と激しい論戦を繰り広げました。橋下氏は、自民党石破茂氏をはじめ、各党の代表が集まる場で「政治とカネ」の問題を取り上げ、大石議員を名指しで追及する場面がありました。

橋下氏はまず、自民党政治資金収支報告書の不記載問題を指摘し、「野党もルールメーカーなので、言い訳ではなく、基準を教えてほしい。れいわの大石さんもつい先日、不記載がありましたよね」と大石氏を問い詰めました。これに対し、大石氏は即座に「不記載ではない」と否定し、「自民党の不記載と同じにしないでください。私は収支報告書のミスを自ら発見して訂正しました。自民党の巨悪とは全く違う」と反論しました。

しかし、橋下氏は「だから、言い訳じゃなくて基準を教えてほしいんです。民間なら納税するが、みなさんが納税しなくていいのは記載するからなんです。この部分において、不記載というのは我々からすれば一緒」と強気に出ました。ここで、大石氏も再び反論し「納税者も修正申告します。それを脱税と言われたら納税者も困ります。常識的なルールがあります」と反駁しました。

この応酬は、両者の因縁が長く続いていることも影響しています。大石氏は元大阪府職員で、橋下氏が府知事に就任した2008年に初めての朝礼で彼に対して「どれだけサービス残業していると思っているんですか?」と噛みつき、「大阪のジャンヌダルク」として注目されました。その後も、大石氏のインタビュー記事をめぐり、橋下氏が彼女と日刊現代名誉毀損で提訴するなど、両者の間には確執が続いています。

今回の議論でも、橋下氏の弁護士らしい鋭い指摘が光りました。大石氏も反論を試みましたが、橋下氏の「基準を教えてほしい」という一貫した問いに、やや押され気味でした。橋下氏の弁の立ち具合は、さすが元弁護士だと感じさせるものでした。