いよいよピンチか？萩生田光一氏、闇は暴かれることなく…スナック・ラーメン屋回りでの危機感
自民党の萩生田光一氏が、次期衆議院選挙で落選の危機に直面しています。東京24区、八王子市を中心とした選挙区で長らく当選を重ねてきた萩生田氏ですが、旧統一教会との深い関係が大きな問題となり、彼の政治キャリアに暗い影を落としています。さらに、旧統一教会問題を追及してきた立憲民主党の有田芳生氏がこの選挙区から立候補する見通しで、萩生田氏の立場はますます厳しくなっています。
有田氏は「統一教会キラー」として知られ、教団に対する徹底した追及を行ってきました。この直接対決が行われれば、萩生田氏と旧統一教会との深い関係が再びクローズアップされることは避けられません。2013年には、萩生田氏が安倍元首相とともに旧統一教会の幹部と会い、選挙協力を依頼した場に同席していたことが報じられています。この事実が選挙戦にどのような影響を及ぼすかは注目されるところです。
しかし、萩生田氏の問題は教団との関係にとどまりません。彼は、安倍派の幹部として裏金づくりにも関わっており、個人で2728万円もの裏金をためこんでいたことが報じられています。この「裏金疑惑」は彼の信用を大きく損ない、公明党との関係も悪化しているため、支援票を失う可能性が高い状況です。公明党の支持母体である創価学会の地元幹部が「次の選挙で萩生田氏を支援しない」と明言しているため、約4万票に及ぶ公明票を失うことは致命的です。
過去の選挙では圧倒的な勝利を収めてきた萩生田氏ですが、現在は与野党対決の構図が強まり、彼に対する逆風が吹いています。特に、今年7月の都議補選では、萩生田氏の側近が無所属候補に敗北しており、その影響もあって彼は地元での支持活動を活発に行っています。最近では地元のスナックやラーメン屋を訪問し、「よろしくお願いします」「ご心配おかけしてすみません」と頭を下げる姿が目撃されています。
旧統一教会との関係や裏金疑惑、さらには公明党からの支援失墜と、萩生田氏にとっては複数の問題が重なり、次期選挙は厳しいものとなるでしょう。
