石破政権 大ピンチ、麻生、茂木、高市の動きは！？
自民党内での権力闘争が激化する中、石破茂首相は大きな挑戦に直面しています。特に、麻生派と茂木敏充のグループが高市早苗氏を支持する保守系議員と連携すれば、石破政権は簡単に倒されるというプレッシャーが党内で高まっているのが現状です。石破首相は総理就任直後から、党内長老たちの思惑に振り回されており、その結果、支持率も低迷。世論調査では内閣支持率が40〜50%台と、歴代11政権の中でもワースト2位に位置するなど厳しい状況に追い込まれています。
そんな中、石破首相は10月6日に総選挙に向けて大胆な決断を下しました。裏金に関わる疑惑のある議員の一部を公認せず、また比例代表との重複立候補を認めないという方針を打ち出したのです。これは、旧安倍派に属する議員たちに対する狙い撃ちとも言われており、党内の一部からは反発の声が上がっています。特に旧安倍派の若手議員たちは「選挙後に石破おろしを画策する」という意見も出始めており、石破政権の未来は予断を許さない状況です。
一方で、石破首相は「旧安倍派が選挙で敗北すれば、それはむしろ自分に有利に働く」とも語っています。選挙結果次第では、自分に近い議員を比例で上げ、党内基盤を強化することができるという計算があるからです。もはや「党内融和」を優先する余裕はなく、石破首相は自らの政策を実現するためにこの総選挙を「大博打」として挑んでいます。
麻生派と茂木グループが高市氏を支持する議員と手を組めば、石破政権は脅かされる可能性が高まりますが、石破首相もまた自らの戦略で反撃に出ています。選挙結果次第では、石破首相が長年抱いてきた「大望」を実現するチャンスが訪れるかもしれません。この総選挙が日本政治の大きな転換点となるのか、石破政権の行方に注目が集まっています。
