大谷翔平選手がまたしても驚異的な記録を更新した。9月22日（日本時間23日）、ドジャース対ロッキーズ戦で放った53号本塁打で、シーズン得点数128を記録し、イチロー選手の持っていた日本人シーズン最多得点をついに抜き去ったのだ。この偉業は、大谷が前人未到の領域に足を踏み入れていることを象徴している。
しかも、この試合での大谷選手の活躍は、本塁打だけではなかった。5打数4安打、さらに2盗塁と驚異的なパフォーマンスを見せ、シーズン打率も.301に到達。イチローが長年保持していた日本人選手の記録を次々と破る大谷だが、その背後には彼の鉄壁の体力と集中力があることは疑いようがない。
では、大谷選手のパフォーマンスを支えているものは何か？一部のファンは「カレーが効いているのでは？」と冗談交じりに言うが、実際のところはどうなのだろうか。
カレーがエネルギー源としてよく取り沙汰されるが、大谷選手が実際にその秘密としているのは、栄養管理と睡眠、そして精神的な安定だと言われている。毎日決まったルーティンで体調を整え、試合前のリラックス方法など、さまざまな要素が関わっている。特に、彼が重視しているのは「回復の時間」。試合後のクールダウン、質の高い睡眠、そして筋肉の回復をサポートする食事が、彼の強靭な体を維持している。
一方で、大谷選手自身は常に心技体を高めることに注力しており、試合に挑む前のルーティンや精神統一にも力を入れているという。これらの要素が一体となり、大谷選手のパフォーマンスを支えているのだ。
その結果が今回の53号本塁打に結びつき、さらにムーキー・ベッツとの連続本塁打でドジャースは劇的なサヨナラ勝ちを収めた。ヤンキースのアーロン・ジャッジが55本塁打で依然としてリードしているが、大谷選手の勢いが止まらないことから、これからの逆転も十分に期待できる。
ついにイチローを超え、次の目標はジャッジとの本塁打王争い。カレーかそれ以上に効果があるものが、大谷の力を支えていることは間違いないだろう。ファンとしては、彼の活躍が続くことを楽しみにするしかない。
