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柔道ってこんなん?パリ五輪 反則狙いの新戦法

 

パリ五輪での柔道男子73キロ級準々決勝、橋本壮市選手が地元フランスのジョアンバンジャマン・ギャバ選手に反則負けを喫した試合が、大きな波紋を呼んでいる。特にファンからは、相手選手の反則狙いの戦法と審判団の判定に対して、激しい批判が寄せられている。

橋本選手は初戦でブルガリアのマーク・ハリストフ選手を「橋本スペシャル」と呼ばれる袖釣り込み腰で技ありを奪い、圧倒的な強さを見せた。しかし、準々決勝ではギャバ選手の地元フランスでの大声援を受け、激しい動きに押される形となった。ゴールデンスコアに突入するも、橋本選手は指導を3つ受け、反則負けとなった。

ファンの間では、ギャバ選手の戦法に疑問の声が多く上がっている。「明らかに橋本の方が攻めてたのにおかしいでしょ」、「柔道ってこんな競技だったっけ?」、「相手選手は礼もしないし反則負け狙いだし柔道の精神はどこ行った?」といったコメントが見受けられた。

一方で、「橋本も審判をチラチラ見てて相手に集中してなかった」、「そもそも全然投げられてなかったしな」と橋本選手のパフォーマンスにも課題があったとの指摘もあったが、総じて反則狙いの戦法に否定的な意見が多い。

柔道はもともと相手を投げる技術を競うスポーツであり、その精神性も重要視されてきた。しかし、今回の試合をきっかけに、柔道の競技そのものが変わりつつあるのではないかという声も上がっている。ルールに則った戦法であっても、勝利を最優先するあまり、礼節やフェアプレーの精神が薄れつつあるのではないかという懸念だ。

今後、柔道競技のルールや審判のあり方について、再検討が求められるかもしれない。今回の橋本選手の敗北を通じて、柔道が本来持つべき精神と競技のバランスをどう取るべきか、改めて考えさせられる機会となった。