大谷翔平、ついに48号!「50-50」へ向けてカウントダウン開始
大谷翔平選手が再び歴史を塗り替えました。9月17日(日本時間18日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場した大谷は、3回の第2打席で今季48号となる2ランホームランを放ちました。これで今季「48本塁打&48盗塁」を達成し、いよいよ空前の「50-50」へ向けてカウントダウンが始まったのです。
この一打は、大谷にとって記録ずくめの一発となりました。まず、デビッド・オルティスが2006年に記録した指名打者としてのシーズン最多本塁打を更新し、48本に到達。そして、2004年にエイドリアン・ベルトレが達成した球団歴代2位の本塁打数に並び、さらにメジャー通算219本塁打で韓国出身のチュ・シンスを抜き、アジア出身者最多本塁打の新記録も樹立しました。日本選手としても、メジャー最多の30球場目での本塁打を記録し、また一つ新たな伝説を築いたのです。
この日の一発は、打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約122.5メートル)、打球角度32度という豪快なもので、打った瞬間にスタジアムが騒然とするほどの衝撃を与えました。マイアミでのこのホームランは、侍ジャパンを世界一に導いた2023年のWBCを思い起こさせ、ファンにとって特別な瞬間となりました。
さらに注目すべきは、今季残り11試合で50本塁打、50盗塁という大記録を狙う大谷のペースです。これまでの年間ペースからすれば「51-51」も視野に入り、MLB史上例を見ない大記録を達成する可能性が高まっています。特に50本塁打&50盗塁を同じシーズンで成し遂げるというのは、歴代の名選手たちが成し遂げることができなかった偉業です。現在の大谷は、それを実現できる唯一無二の存在です。
また、打点においても大谷は110打点でナ・リーグトップに立ち、2005年に松井秀喜が記録した日本人選手最多打点116に迫る勢いです。この調子が続けば、日本選手としての記録も更新することは間違いないでしょう。
大谷翔平がシーズン終了までにどのような記録を打ち立てるのか、今後も目が離せません。ファンは、50-50達成の瞬間を心待ちにし、歴史が作られる瞬間を目撃する準備を整えていることでしょう。