ダウンタウンの松本人志（60）が、自身に関する報道で『情報ライブ ミヤネ屋』（読売テレビ・日本テレビ系）に激怒し、その影響がテレビ界で大きな話題となっています。松本が訴えている「対文春」裁判を担当する弁護士、田代政弘氏が、『ミヤネ屋』の報道内容に対して抗議を行い、その波紋が広がっています。
松本は、2023年12月27日発売の『週刊文春』で報じられた女性問題に関して、文藝春秋を相手に5億5000万円の損害賠償を求める裁判を起こしています。7月11日の『週刊文春』の報道では、松本の代理人である田代弁護士が探偵を雇い、告発者A子さんを尾行したり証人としての出廷を阻止しようとしたとされており、これに対して田代弁護士は事実に反するとして反論しました。
「八重洲総合法律事務所」は、7月12日に『ミヤネ屋』に対して公式な抗議を発表。抗議文では、7月11日の報道が「不適切な偏向報道」とされ、松本氏の名誉権の侵害を助長すると指摘しました。特に問題視されたのは、番組内で医師のおおたわ史絵氏が、A子さんをあきらめさせようとする陰謀があるかのようなコメントをした点です。
松本は抗議の姿勢をX（旧ツイッター）で示し、抗議文を公開。これにより、『ミヤネ屋』への注目が高まっています。一方で、読売テレビは7月17日に、「当番組では週刊文春側、松本氏側、双方の主張を紹介し、公平・中立な報道に努めている」とコメントしています。
この騒動が影響を与えているのは『ミヤネ屋』だけではありません。かつては「午後のワイドショーといえば『ミヤネ屋』」とされ、絶対的な存在だったこの番組ですが、最近では『ゴゴスマ～GOGO!Smile!～』（CBCテレビ・TBS系）に視聴率で肉迫されており、その支配力が急速に低下しています。特に、松本の抗議により『ミヤネ屋』の信頼性が問われる中で、今後の展開が注目されています。
松本と『ミヤネ屋』の対立がもたらす影響は、今後のテレビ業界にも大きな波紋を呼ぶかもしれません。続報に注目が集まる中で、テレビ界の再編成や新たな動きが見られる可能性もあります。
