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WHOに絶対服従の日本 WHOのトランス脂肪酸根絶は無視!?

WHOのトランス脂肪酸根絶は無視!?

私たちの健康が最大の資産とされる中、食品に含まれる成分がどれほど私たちの体に影響を及ぼすかは重要な問題です。その中でも「マーガリン」が持つ健康リスクは見逃せません。アメリカでは販売が禁止されているマーガリンですが、日本では今も流通しています。これは一体なぜなのでしょうか?

トランス脂肪酸のリスク

マーガリンには「トランス脂肪酸」が含まれています。これは悪玉コレステロール(LDL)を増加させ、善玉コレステロール(HDL)を減少させることで、心筋梗塞脳梗塞のリスクを高めることが知られています。WHOは2023年までに食品に含まれるトランス脂肪酸を完全に根絶する方針を打ち出していますが、日本はこの流れから取り残されています。現在、国内ではトランス脂肪酸の含有量の表示義務すらなく、厚生労働省は「日本人の平均摂取量は0.3%程度で、健康上問題はない」としています。

疑問の残る厚生労働省の発言

この発言には大きな疑問が残ります。確かに日本人の摂取量は低いかもしれませんが、根本的な問題はトランス脂肪酸の健康リスクを無視することではありません。日本のマーガリン市場は大きく、トランス脂肪酸を含む食品の販売は企業にとっても重要な収益源となっています。そのため、完全な禁止には様々な利害関係が絡んでいると言えます。

企業の取り組みと消費者の選択

さらに、日本では一部の企業がトランス脂肪酸の含有量を減らす努力をしています。ミヨシ油脂のように、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の量を約10分の1に抑える試みも存在します。しかし、国全体としての規制がない現状では、個人の選択に任されることになります。このため、消費者自身がトランス脂肪酸のリスクを理解し、食品選びにおいて注意を払うことが求められています。

自分の健康を守るために

私たちが日常的に口にするものが、私たちの健康にどのように影響するかを理解することは非常に重要です。WHOが強くトランス脂肪酸の根絶を訴える中、日本がこれに対して鈍感である理由は、経済的な要因や消費者意識の低さにあるのかもしれません。私たち一人一人が意識を高め、「マーガリンやファーストフードといったリスクのある食品を避ける」という選択をすることで、健康を守ることができるのです。

健康的な未来への第一歩

マーガリンの危険性を知り、私たち自身の食生活を見直す時が来ています。国の動向を待つのではなく、自分自身の健康を最優先に考えた選択をすることが、健康的な未来への第一歩となるでしょう。