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開き直りもさすがフランス? パリ五輪の食事問題に物申す

パリ五輪の選手村で提供された食事が、アスリートたちの不満を引き起こし、批判が相次いでいます。選手村では「史上最も環境に優しい大会」を目指し、オーガニック製品や地元の農産物を中心としたメニューが提供されましたが、肉料理が不足し、ビーガンメニューが充実している一方で、選手たちが必要とする十分なエネルギーを摂取できない状況が生まれました。

特に、英国とドイツはこの問題に対処するため、独自にシェフを派遣し、選手たちの希望に応じた食事を提供するシステムを導入しました。これに対し、大会組織委員会の食品プロジェクトマネージャー、グレゴワール・ベシュ氏は、ラジオ局『RMC Sport』の取材で「毎日何万食もの食事を提供しなければならない。選手によっては対応しきれないこともあるし、想像と違うこともある」と述べ、批判を意に介さない姿勢を見せました。

さらに、ベシュ氏は「私たちはアスリートのあらゆるニーズに応えたし、多くの栄養士が同行し、各国のオリンピック委員会とともに幅広いケータリングメニューを提案した」と胸を張り、「肯定的なフィードバックも受けている」と強調しました。しかし、選手の中には「フランスは何かがおかしい」と訴える声もあり、提供された食事には「肉がない」「虫が入っている」「混みすぎて食べられない」といった批判も上がっています。

このような状況においても、ベシュ氏が「満足している」と開き直る姿勢は、さすがフランスといったところでしょうか。伝統的に自己主張が強いフランスらしい対応とも言えますが、アスリートたちの健康やパフォーマンスに直結する食事の問題に対しては、もう少し柔軟な対応が求められるのではないでしょうか。今後、フランスがこの問題にどう対応するかが注目されます。