2024年10月、私たちの生活に影響を及ぼす「値上げラッシュ」が始まります。約3000品目の食品が値上がりする中で、特に注目されているのが、子供の頃から親しまれてきたお菓子「うまい棒」です。現在の12円から15円への値上げが発表されたことで、SNS上では「20円でもいい」「企業努力がすごい」といった声が上がり、多くの人々がうまい棒に対して特別な思いを抱いていることが明らかになりました。このお菓子は手軽で美味しく、誰もが一度は口にしたことがあるため、値上げがあっても受け入れられる余裕を持つ人が多いようです。
しかし、うまい棒だけでなく、多くの企業が値上げを発表しています。例えば、アサヒ飲料では「三ツ矢」「カルピス」「十六茶」「おいしい水」などが約4〜23％の値上げを行います。伊藤園の「お〜いお茶」や「健康ミネラルむぎ茶」も約2.2％〜36.4％の値上げとなり、私たちの日常に欠かせない飲料の価格も影響を受けています。伊藤ハムの「朝のフレッシュロースハム」は約3％〜20％、エスビー食品の「ラー油」や「まぜるだけのスパゲッティソース 生風味たらこ」も約10.4％〜21.3％の値上げです。
亀田製菓の「ハッピーターン」「ぽたぽた焼」「揚一番」も約9％〜22％の値上げが予告されており、キリンビバレッジの「午後の紅茶」や「生茶」は約6％〜25％の上昇を見込んでいます。コカコーラの「コカ・コーラ」「い・ろ・は・す」なども約5％〜18.9％の値上げが発表され、サントリー食品の「サントリー天然水」や「伊右衛門」も約6％〜32％の値上げです。
ダイドードリンコの「おいしい麦茶」や「ダイドーブレンド 微糖 コーヒーラボ 世界一のバリスタ監修」も約12％〜20％上昇し、宝酒造の「極上宝焼酎」「澪」などは約1％〜33％の値上げが行われます。さらに、ニッシンオイリオの「日清キャノーラ油」は約4〜7％、日本ハムの「森の薫り ロースハム」も約1.1％〜27.6％の値上げが予定されています。丸大食品の「燻製屋熟成あらびきポークウインナー」は約10％〜25％の値上げ、明治の「明治ほほえみ」や「ザバス アドバンストホエイプロテイン100 ココア味」も約3.5％〜6％の値上げです。
このように、日常生活に欠かせない食品や飲料が次々と値上げされる中、消費者の負担は増すばかりです。企業は原材料費や人件費の上昇に対応するためにやむを得ない選択をしているとはいえ、私たちの生活に直接的な影響を与えるのは確かです。このような状況を受けて、私たちは賢い消費を心がけ、出費を見直していく必要があるでしょう。値上げが続く中で、どのように生活の質を維持していくかが、今後の課題となります。企業も消費者の期待に応えられるよう、努力を続けてほしいものです。
