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石破総理の所信表明演説 やじだらけ

臨時国会の開会式が行われ、石破総理が就任後初となる所信表明演説に臨みました。しかし、演説中には激しいヤジや怒号が飛び交い、波乱の幕開けとなりました。特に裏金問題に関する野党からのヤジが目立ち、政治の信頼回復を掲げる石破総理の姿勢に疑念を投げかける声が次々と上がりました。

石破総理は、「全身全霊を捧げ、日本と日本の未来を守り抜く」という決意を表明し、演説を開始しましたが、野党席からは早速「約束を守れよ約束を!」というヤジが飛び、議場の空気は一変しました。総理は、まず裏金問題に触れ、「政治資金問題などをめぐり、国民の政治不信を招いた事態について、深い反省とともに触れねばなりません」と発言。しかし、これに対してすかさず「じゃあなんで裏金議員公認するんだ!」という怒声が飛び交い、議場はさらに混乱しました。

今回の所信表明で石破総理が訴えたのは、総裁選でも掲げた「5つの守る」を中心とした政策です。特に「安全保障」と「経済」に力を入れて語り、「賃上げと投資が牽引する成長型経済」を目指し、物価上昇を上回る賃金上昇を定着させることが必要であると強調しました。さらに、2020年代には最低賃金を全国平均で1500円に引き上げるという目標を掲げました。また、地方創生のための交付金を倍増することや、災害に備えるための「防災庁」設置を目指す考えも示しました。

しかし、立憲民主党野田佳彦代表は、石破総理の演説に対し「近年まれに見るスカスカの所信表明じゃないですか。総裁選挙の時には極めて具体的に熱っぽく語っていたことが全然入っていない」と厳しく批判。演説に盛り込まれた内容が不足していることを指摘し、「国民に信を問うとするならば何を問うんだろうと」と疑念を呈しました。

来週9日には党首討論が予定されており、今月27日に予定される衆議院選挙を見据えた与野党の論戦が本格化します。石破総理の初の所信表明演説は、激しいヤジが飛び交う中で幕を開けましたが、これからの展開がどのように進むか、国民の注目が集まっています。