悠仁さまが抱える進学の苦悩と「トンボ愛」の行方

悠仁さまが抱える進学の苦悩と「トンボ愛」の行方

悠仁さまが筑波大学附属高等学校から帰宅される姿が目撃されたのは8月中旬のこと。間もなく迎える18歳の誕生日を前に、男子皇族としてのご進学先に注目が集まっています。しかし、その進学に対する評価は賛否が分かれています。

筑波大学附属高では、生物学以外の文系科目や理数系科目で成績が伸び悩んでいるとの報道もあり、授業中の教諭の質問に対して答えられず硬直する姿も見られたといいます。成績の低迷とともに進学の選択肢も狭まる中で、悠仁さまの進学に対する不安は増しているのかもしれません。

そのような中、8月25日から京都で開催された「第27回国際昆虫学会議」に悠仁さまが参加し、「皇居のトンボ相」に関する研究をポスター形式で発表されました。この研究は、10年以上にわたって皇居内のトンボを観察し続けてきた結果であり、国立科学博物館の清拓哉氏や元農業・食品産業技術総合研究機構の飯島健氏との共著となっています。

悠仁さまの「トンボ愛」は幼少期から続いており、2012年からの10年間、赤坂御用地内のトンボを詳細に観察してこられました。この経験をまとめた論文「赤坂御用地のトンボ相─多様な環境と人の手による維持管理─」は、昨年11月に国立科学博物館の学術誌に掲載され、悠仁さまの昆虫学への深い関心と努力が広く知られることとなりました。

しかし、国際昆虫学会議への参加も、「東大の推薦入試のための実績作りではないか」との批判が強まっています。東京大学の農学部では、入試において「研究成果や論文」「活動実績」などが求められ、その中に国際会議への参加も含まれることから、今回の参加が進学戦略の一環と見られてしまうのです。

紀子さまが悠仁さまの受験戦略を指揮されているとの見方もあり、筑波大附属高等学校への進学も、お茶の水女子大学附属幼稚園からの一貫した「受験戦略」の延長とされています。このような特別な進学ルートが悠仁さまにとって本当に望ましいのか、議論が絶えません。

また、悠仁さまの進学をめぐる過剰なサポートが逆に悪影響を及ぼしているとの声もあります。将来の天皇に求められるのは学歴ではなく、「徳」だと多くの人々が感じており、進学に向けた実績作りが国民の共感を得られない原因になっているとの指摘もあります。

紀子さまは、上皇ご夫妻との「秘密の約束」を信じ、悠仁さまの進学に強い使命感を抱いているとされています。この約束が、悠仁さまを巡る進学問題の背景にあるとも言われ、悠仁さまの未来を託された思いが、進学への過剰なサポートや実績作りに繋がっているようです。

皇室の伝統と現代の教育環境の間で揺れ動く悠仁さま。これから本格的な「受験モード」に突入し、東京大学への推薦入試に挑む悠仁さまの将来に、どのような光が射すのか。ご両親の思いと国民の期待を背負い、成績に苦しむ悠仁さまがどのような道を歩んでいくのか、今後の進展に注目が集まります。