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知らなかった「死後離婚」?こんなのあり?女性の方が多い理由とは?男性のみなさん要注意!

 

配偶者の死後に義父母らとの親族関係を法的に解消する「死後離婚」が増加しているそうです。正式には「姻族関係終了届」といい、これを提出することで義父母との関係を断ち切ることができます。この手続きを選ぶのはほとんどが女性で、夫の死後、義父母との関係に嫌気がさしたり、義父母の介護や墓の管理への不安から断絶を選ぶケースが多いといいます。

東京都内に住むエステサロン経営の女性(53歳)の話によれば、夫の死後に義母から頻繁に電話がかかってきて、仏壇や形見分けの件で追い詰められたとのことです。結婚後も義母との関係は良好ではなく、犬の毛が混ざった食事を出されたり、2人目を流産後すぐに車を運転させられたりと、不満は積もるばかりでした。夫が亡くなったことでこのままでは一生義父母から逃れられないと感じ、「死後離婚」を決断したそうです。

「死後離婚」は一般的な離婚とは異なり、遺産や年金への影響はありませんが、感情的なもつれを残すことがあります。妻が義父母との関係を断つために届出を出した結果、義父母が遺産分割などで対立するケースも少なくないそうです。園田由佳弁護士は「義父母側も老後の面倒を誰が見るかを元気なうちに考えておくことが重要」と指摘しています。

この現象の背景には、現代社会で家同士のつながりが希薄になり、結婚が個人同士の結びつきという考え方が主流になったことがあると言われています。男性の皆さんも「死後離婚」が身近な問題になり得る時代です。生前からしっかり話し合い、配偶者と義父母との関係について考えておくことが大切ではないでしょうか?