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たばこ臭い と言われた宮田選手 代表に祭り上げた協会の責任では?

 

体操女子パリ五輪日本代表に選ばれていた宮田笙子選手が、飲酒・喫煙行為を理由に五輪出場を辞退する事態となりました。今回の問題は、彼女の個人的な不祥事としてだけでなく、日本体操協会の管理体制にも大きな疑問を投げかけています。

宮田選手の飲酒・喫煙が発覚したのは、ナショナルトレーニングセンターアスリートヴィレッジ内という、アスリートの“聖地”とも言える場所です。さらに、今年5月には群馬県高崎市で行われた五輪最終選考会の際に、宿泊先のホテルで飲酒・喫煙をしていたという通報がありましたが、協会はこの時点で適切な対応を取らなかったのです。

協会関係者によると、「管理責任は所属チームにある」として、順天堂大学の原田睦巳監督に指導を任せたとのこと。しかし、この放置が結果として宮田選手の不祥事を招き、五輪出場辞退という事態に繋がりました。

宮田選手の喫煙行為は以前から噂があり、他の女子選手やコーチからも「宮田さんはタバコ臭い」と証言がありました。協会がこれらの警告を無視し、問題が公になるまで放置したことは、管理体制の甘さを露呈しています。

記者会見で宮田選手は、「飲酒・喫煙はそれぞれ一度だけ」と弁明しましたが、これに対しても多くの疑問が残ります。体操協会は、彼女の発言を鵜呑みにするだけでなく、より徹底した調査を行うべきでした。

今回の騒動は、宮田選手個人の問題で終わらせるべきではありません。日本体操協会は、選手の管理責任を果たせなかったことを真摯に反省し、再発防止策を講じる必要があります。オリンピック代表という重責を担う選手に対して、協会が適切なサポートと監視を行うことが求められています。