7月20日から21日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』の最後を飾った「カギダンススタジアム」が、一夜明けた今も話題を呼んでいます。特に視聴者の間で注目を集めているのは、番組のトリを飾った韓国のダンスチーム「1MILLION」に対する反応です。
この企画は、総合司会も務めた『新しいカギ』のメンバーと高校生が共にダンスに取り組み、オリジナルダンスのNo.1を決めるというもので、埼玉・武南高校が見事に優勝を果たしました。高校生たちの真剣なダンスに、多くの視聴者が感動し、涙を誘ったことは間違いありません。
しかし、番組の最後に登場した韓国の人気ダンススタジオ「1MILLION」の参加に対して、視聴者からは違和感の声が上がっています。YouTube登録者数が約2600万人という「1MILLION」は、TWICEなどの振付も手掛けた有名チームで、その実力は折り紙付き。しかし、視聴者の中には「高校生らしさが感じられない」との意見や、「日本の高校生だけで十分盛り上がったはず」といった声も多く、番組の意図から外れているのではないかとの指摘もあります。
番組制作側は、「1MILLION」の参加がダンスの質を高めると考えた可能性がありますが、視聴者からは「高校生ダンス」というテーマとの乖離が目立つ結果となってしまいました。菊田竜大と共に登場した「1MILLION」は、7組中6位に終わりましたが、その結果にも視聴者の違和感は収まらない様子です。
また、最近放送された『THE DANCE DAY』でも、韓国チームが優勝する結果となり、国内外のチームの出場に対する疑問の声が上がっていました。今回の『カギダンススタジアム』も、番組テーマの“学園祭”とは少し乖離していたとの意見が多く、今後の企画にはさらなる工夫が求められそうです。
ダンス企画が本来持つべき「学園祭」の楽しさを追求するためには、どのような出演者構成が最適か、今後の放送に注目が集まります。