華流ドラマ『紳士探偵L~魔都・上海の事件録~(しんしたんてい・える)』見どころは? ネタバレ 第24話のあらすじは以下の通りです。
最終話では、羅非が老黄の死に魏峰が関与しているのではないかと疑い、車に乗るや否や魏峰に真相を問いただします。老黄宅に到着した際、魏峰は冷静に老黄の死を断定しました。普通の人間であればここまで迅速に判断できないことです。魏峰は羅非に、以前老黄から毒粉を奪おうとした際、心臓病を抱える老黄が驚いて命を落としたこと、そして自分が金不敗に脅されて毒薬を服用した経緯を説明します。羅非は魏峰の言葉を信じ、急いで病院へ向かい、毒粉を欧阳会長に渡し、解毒薬の開発に成功します。
金不敗は魏峰に偽情報を伝えさせ、羅非に「明朝8時に水道施設に毒を投じる」と誤認させようとしていました。しかし羅非は水の使用ピークが午後4時から5時であることに気付き、探長に連絡。結果、葉常青が水道施設で毒を投じた人物を逮捕します。投毒者は施設の家属棟の配管を閉め忘れ、住民全員が水を飲み中毒状態になってしまいました。羅非はやむなく金不敗と交渉します。金不敗は自身の自首の目的を明かし、化学博士を殺害して口封じするつもりだったと語ります。さらに、解毒薬を200個羅非に報酬として渡しますが、それでも全ての被毒者を救うには不足していました。金不敗は「解毒薬はもうない。選べ、部分的に救うか、誰も救わないか」と迫ります。しかし羅非は金不敗の策略を見抜き、秦小曼に住民が薬を服用しないよう指示。秦小曼の活躍で金不敗は降参し、魏峰と媛媛は安全な場所に避難します。
その後、羅非は病院からホウ文斯の容体が回復したと連絡を受けます。ホウ文斯は刑務所でCaptainの行動を観察し、彼が装疯卖傻(装って愚かに振る舞う)であることを確認していました。羅非は監獄でCaptainを取り調べますが、相変わらず呆然とした様子です。金不敗からはCaptain組織の信物である玉佩が押収され、これを持つ者が組織を掌握できることが明らかになります。羅非はCaptainが玉佩を失ったと呟くのを聞き、事態を把握します。
ホウ文斯は医師に扮して脱走し、羅非はわずかに遅れて病院に到着。逃走したホウ文斯を橋で追い詰め、対峙します。ホウ文斯は自分が組織を掌握したが、玉佩を持たないため完全には支配できないと明かし、爆薬を橋に仕掛けて羅非を脅します。沙威探長は羅非の安全を考え、交渉に入ります。羅非は橋上に設置された四つの爆発点を確認し、ひとつの安全なポイントがあることを見抜きます。ホウ文斯は時間内に安全点に移動できず、羅非は安全に立つことができました。ホウ文斯は羅非が妥協しないことに無念の笑みを浮かべます。さらに、監獄内のCaptainは意味深な怪笑を浮かべ、物語は緊迫感と余韻を残しつつ幕を閉じます。
最終話では、毒薬事件の真相解明と金不敗・Captain・ホウ文斯の策略を巡る頭脳戦がクライマックスを迎え、羅非の推理力と仲間たちの協力によって危機を乗り越える姿が描かれました。物語全体を通して、緻密な伏線と人間関係の複雑さが最高潮に達する、見応えのある結末となっています。