華流ドラマ『紳士探偵L~魔都・上海の事件録~(しんしたんてい・える)』見どころは? ネタバレ 第15話のあらすじは以下の通りです。
羅非は早朝、秦小曼を連れて汇旗銀行へ向かい、十年前のダイヤモンド盗難事件の詳細を再現しながら調査を進めます。当時、銀行の支配人・赵大同が金查理のダイヤモンド保管業務を担当しており、まず保管箱の番号を選ぶ段階で、羅非は赵大同が金查理に168号を選ばせ、あらかじめ用意した保管箱を選ばせたと推測しました。
当時の保管箱は最新鋭で、開けた後に保管者がパスワードを再設定できる高密度の防盗設計でした。そのため、外部の者が簡単に開けることはできません。しかし羅非は、金查理が設定したパスワードの内側の鋼板がわずか四本のネジで固定されていたことを突き止めます。王積富は当時、保安の鄭遠に鍵とパスワードを渡し、鄭遠と技師の方礼斌が保管室に入り、保管箱のロックチップを交換しました。その結果、金查理が設定したパスワードは無効となり、王積富たちは簡単に保管箱を開けることができたのです。
ただし、保管箱には警報機能があり、ダイヤモンドを取り出すにはさらに手順を踏む必要がありました。通常なら保安が警報音に気づくはずですが、羅非は犯行手順に納得できず、深く考え込んでいました。そんな時、銀行職員に退去を求められたことで、羅非はひらめきを得て、警局に戻り探長に捜査経過を報告します。
羅非は、杜金保は本当の放火犯ではないと判断し、27日間あれば真の犯人を見つけられると確信しました。探長は熟考の末、羅非の要望を受け入れ、杜金保を司法手続き前に拘束することを了承します。
27日後、神秘の人物が银行の保管室に現れます。それは霍文斯でした。羅非と秦小曼は暗闇に隠れ、霍文斯の一挙手一投足を監視します。羅非は当時の心理を分析し、十年前、王積富たちはすぐにはダイヤを取らず、保管箱の番号を入れ替えました。警報機の電力には期限があり、十年後に電力が尽きると警報は作動しません。これにより王積富たちはついに保管箱を開けることができたのです。
霍文斯は赵大同たちがダイヤを盗んだことを知り、欲望に駆られて四人を殺害。杜金保をスケープゴートにして混乱させようとしましたが、羅非の綿密な調査により罪は暴かれ、霍文斯は監獄に収監されます。羅非は霍文斯が以前、秦小曼を舞会に誘おうとしたことを思い返し、殺人犯でありながらそんな余裕があったことに疑念を抱きます。
霍文斯が監獄に入ると、囚人たちに暴力を振るわれていました。その時、車椅子に乗ったCaptainが現れます。事件の核心に迫る緊迫の展開が描かれ、次話への期待が高まる回となっています。
