櫻井翔のパリ五輪キャスター起用に冷めた視線が集まる理由
7月26日にフランス・パリで開幕するパリ五輪で、日本テレビは嵐の櫻井翔（42）をメインキャスターとして起用すると発表しました。これで櫻井は、2008年の北京夏季五輪から数えて9大会連続でのキャスター起用となりますが、視聴者の反応は冷ややかです。
**視聴者の冷めた反応**
櫻井翔の起用に対して、視聴者からは「旧ジャニーズ事務所のタレントを国際舞台で使うことに問題がある」という声が上がっています。特に、旧ジャニーズのタレントが関与した性加害問題が影響を与えており、その問題に対する反発が櫻井のキャスター起用に対する不信感を煽っています。
**東京パラリンピックでの評価**
櫻井翔の過去のキャスター活動も影響しています。21年9月の東京パラリンピック閉会式での解説は、賛否が分かれました。櫻井はアイドルらしく演出面の解説も行い、細かい瞬間を逃さず発言しましたが、その解説が「うるさい」と不評でした。これが、視聴者の間での彼の評価に影を落としています。
**タレント起用への批判**
タレントをキャスターに起用すること自体に対する批判もあります。報道番組に専門性が乏しいタレントを起用することが多い日本のメディアに対して、国際的には「全世界で日本だけ」と言われることも。視聴者の中には、興味を持っている情報をしっかりと届けるためには専門家の起用が望ましいという意見が多いのです。
**日テレの思惑と視聴者のズレ**
日テレは櫻井の起用によって、選手たちの心をほぐし、より話題性のある言葉を引き出そうとしているかもしれませんが、視聴者の期待とのズレが指摘されています。櫻井はアドリブには弱い印象があり、専門性を求める国際大会でのキャスターとしての適性が疑問視されているのです。
**まとめ**
櫻井翔のパリ五輪キャスター起用には、過去の活動やタレント起用の一般的な批判が影響しています。視聴者の期待と日テレの方針とのギャップが、冷めた反応を招いています。櫻井のキャスターとしての活動が、彼の現在の評価やファンの応援にどう影響するのか、注目されるところです。
